2024-09-23 05:32:00
中医学の特徴の1つ『弁証論治』とは…
おはようございます☀
昨夜は少しひんやりしました🍂
暑さ寒さも彼岸まで…とはホントですね☝️
昔の人々の知恵や言葉は、本当にすごいな…と。
思わされます🧐
ということで…
今日は、中医学の特徴の1つでもある。
【弁証論治】べんしょうろんち
について、知っていただけたら嬉しいです♪
それでは…弁証論治という言葉を少し分解していきます🙄
【弁】とは:より分ける・見分けるという意味があります👨🏫
(分析・判断と考えるとわかりやすいかもです)
【証】とは:中医学独特な考え方で、病気の症状だけでなく…今、その人のからだで何が起こっているのかを示したものをいい、症状が表れた根本原因のことをいいます。
(西洋医学でいうと、病名・診断名)
【論治】とは:『証』に沿って治療を行うことをいいます。
少し簡単に例をあげてみます…。
中医学で、風邪(カゼ)は…。
寒❄の風邪と熱🤒の風邪があると考えられています。
同じ風邪でも、内容が違えば(熱 or 寒)、使うツボも変わります。
寒の風邪には、温めるような治療を施し、熱の風邪には、熱を取り去るような治療を施します。
このように、原因は何か…? 今のからだの中の状態がどうなっているのか…? を※四診という東洋医学独自の診察方法を用い、分析し、『証』をたてて、治療方針を決めていきます‼
1人1人に合わせ、症状に対し、身体を分析し、『証』をたてて治療していくため、オーダーメイド医療ともいわれています☺
※四診
・望診:視覚を通して診断(顔面診・舌診など)
・聞診:聴覚・嗅覚を通じて診断(声・においなど)
・問診:患者さんへの問いかけと応答により診断
・切診:触覚を通して診断(腹診・脈診・ツボの反応など)