2024-05-25 12:36:00
日本小児はり学会にて 【起立性調節障害】について勉強してきました。
『起立性調節障害について』
・朝、しんどくて起きられなくなり、毎日遅刻してしまう
・立ったらフラフラして身体がだるい
・頭が痛い、起きあがったらひどくなる
・お腹が痛い
・昼過ぎからは身体が楽になる
・学校も休みがちになり不登校状態になってしまう
などの症状、経過をたどるそうです💦
梅雨〜夏にかけて発症することが多く…
現在、日本全国で不登校の人は30万人いるとのこと。
この2年で10万人増えたそうです。
不登校の3割〜4割はこの起立性調節障害を併発しているといわれています。
『自律神経のバランスの崩れが原因』
約8割に心理社会的ストレスを感じてるそうです。
また、両親からの遺伝もあるそうです。
では…
どのように、改善へと導いていけばいいのか…。
大切なことは…
この病気を怠けているとか、精神的な弱さだとか…気持ちの問題ではない…。ということを周りが理解してあげること。(病気として認めてあげること)
また、自律神経を整えていく為に、正しい生活リズムに戻していくことが大切だそうです。
その方法として…
この病気のことを知ること(自分・保護者)
日常生活の改善
周囲のこの病気の理解(友達・家庭・学校など)
お薬や漢方薬などの薬物療法
心理療法などがあります。
起立性調節障害の症状の多くは自律神経症状であり、鍼灸でのアプローチもとても有用だと考えます✨
※鍼は刺す鍼だけではなく、刺さない鍼(ていしん)皮膚に接触させたり、軽く摩る鍼もあります。
皮膚表面(ツボ・経絡)に接触させ身体に変化を促します☝️
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