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2025-02-14 09:55:00

喉に感じる違和感・・・

喉に何か詰まった感じがして、ストレス球と…言われた経験ないですか?

 

 

この… ストレス球💦

 

 

東洋医学の世界では、梅の種が喉にあるような感じがして、飲み込むことも、出すこともできないことを例え,

ばいかくき(梅核気)」と呼ばれています☝️

 

 

 

では、東洋医学では、この『 梅核気 』どのよう考えているのでしょう…🧐

 

 

気滞(きたい): ストレスや感情の抑圧などで「気」が滞り、喉に異物感が生じます。

 

湿(しつ): 体内に溜まった「余分な水分(湿気)」が気の流れを妨げることで症状が悪化します。

 

 

※鍼灸で、気の流れを整え、湿を排出しやすくします

 

生活改善としては、リラックスできる時間を確保し、適度な運動で気を滞らせない。また、湿を生じやすい冷たい飲食物・甘いものなどを控える・・・など。

 

東洋医学では、「気」と「湿」の調和を重視し、心身全体を整えることで症状を改善していきます

2025-02-12 11:07:00

『 同病異治 』・『 異病同治 』という言葉…聞いたことありますか?

東洋医学の場合・・・

同じ症状でも、原因は違うので、1つの症状だけでなく、全体で診ることが大事ですっと言われています☝

 

それについて、よく使われる言葉として『 同病異治 』・『 異病同治 』という言葉があります。

 

同病異治(どうびょういち) → 同じ病だけど、治し方が違う。

 

異病同治(いびょうどうち) → 違う病だけど、治し方が同じ。

 

という意味になります。

 

例えば… 頭痛で考えてみます。

 

・頭が締め付けられる・イライラしやすい・精神的緊張による頭痛     

【気の巡り、流れが悪くなりやすいタイプ】

 

・頭が重い、頭がだるい、梅雨時期や湿度が高いときに悪化したりする頭痛 

【水の流れが滞りやすいタイプ】

 

・疲れると頭痛がでる・夕方に多い・なんとなくずっと違和感がある頭痛  

【気の不足が原因なタイプ】

 

など、同じ頭痛でも、それぞれ治し方が違う感じになります。また、症状が別でも、気の巡りが悪くなって、でている症状であれば、考え方は同じになります。

 

なので、根本を診ることが大切になってきます。

 

 

 

 

2024-10-17 09:00:00

おかげ様で💐

鍼灸院『はりとおきゅう』は、おかげさまで、2024年10月17日に、1周年を迎えることができました🐞

 

1年は、あっという間でしたが、たくさんの方にご来院いただき、感謝の気持ちでいっぱいです💐

 

まだまだ、未熟で、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、学びを続け、少しでも皆様の心や体のお力になれたら・・・と思っています‼︎

 

今後とも、どうぞよろしくお願い致します🙇

 

この1年間、たくさんの人に出会い、いろんなことを考えたり、感じたり…と。充実した日々を過ごさせていただきました。

もちろん、悩んだり迷ったり、不安になることもたくさんありました💭

この歳になり、このようなことを経験し、自分としても、少し成長させていただけたような気がしています。

 

これも、『はりとおきゅう』をやらせていただけてるおかげだな…と ♪ 笑

 

 

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写真は、開業時に皆様から頂いたお花です。

 

あの時の気持ちを忘れずに、まごころ込めて、一人ひとり丁寧な施術を心がけています!

 

2024-10-06 22:39:00

⭐︎月1回の鍼灸の勉強会でした⭐︎

今日は毎月1回の勉強会でした📚

 

この勉強会では、触れる技術・診察技術・鍼・灸の操作技術などを学んでいます📝

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毎回、いろんな気づきに出会います✨

 

下の写真は、無痛切皮(痛くなく鍼を打つこと)をするための、

鍼の打ち方腕の動き姿勢今までの癖をみていただきました。

 

自分でも、気づかなかったことだったので、とても勉強になりました👏

 

また、勉強会に行くと、沢山の刺激がもらえて、臨床で困ってることなど、みんなと共有ができるので、うれしいです ♪

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何度も何度も練習あるのみ ‼ 

 

 

 

2024-10-03 08:51:00

悩ましい…更年期障害について。

今日は…更年期障害についてです✨

 

更年期(45歳〜55歳ぐらい)に現れる

『多種多様の症候群で器質的変化に相応しない自律神経失調症を中心とした不定愁訴を主訴とする症候群』と…  日本産科婦人科学会で定義されています。

 

更年期障害の不定愁訴とは… どんな症状があるのでしょ…🤔

※不定愁訴とは:身体の状態について、何となく体調が悪いという感覚や様々な自覚症状を訴え、検査をしても原因となる病気が見つからない場合を指します。

 

①血管運動神経失調を主体とした自律神経症状 

精神症状

 

などが、多いと言われています☝️ 

では… ちょっと見てみましょ🕵️‍♂️

 

①… ほてり・のぼせ・動悸・汗をたくさんかく・冷え症など

 

②... 抑うつ気分(気分の低下)・イライラ・不安感・不眠など

 

があります😑(代表的な症状を挙げてみました)

 

このような症状は…なぜでてくることになるんでしょうか…?

 原因は、まだ…不明な点が多いそうなんです😞

 

その中でも、今いわれている原因として… 

卵巣機能の低下社会的な環境因子本人の性格に基づく心理的な要因…。 

これらが複雑に絡み合ったものとして考えられているそうです📝

 

参考資料。

※レディース鍼灸 矢野忠 編著  医歯薬出版

 

 

それでは…中医学では…どのように身体を診ているのでしょう🙄

 

中医学では更年期障害を表現している言葉は、ありません💡   

 

え・・・ そーなの・・・?

 

しかーし、中医学の考え方として…

 

すべての病は「」「」「津液」のバランスが崩れることにより生じるとされています☝️

 

中医学における更年期障害の治療は、全身の「」「」を調整し、関係する臓腑のバランスを整えて行く必要があると考えます‼

 

:女性の生理機能を支えるのが

  血と言われています。

  女性の体は血を消耗しやすく、血不足になりやすい。

 

主に関係する臓腑としては…

 

肝は気血の流れをスムーズにする働き・血の量を調節する働きがあります。

また、自律神経と関わりが強いと考えられてます。

 

腎は成長・発育・老化・生殖に深く関わりがあります。

女性の体の節目は7の倍数で現れると考えられており、腎の充実と深く関わっています。

その為、腎が衰えることで、症状が起こりやすくなると考えられています。

 

 

鍼灸は更年期障害の不定愁訴に対して、一定の効果があると言われています😊

 

鍼灸治療は、このように、お身体のバランスを整えながら、お身体の状態にあわせ、ゆっくりと改善へ導いていきます♪

 

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