【 五行 】って知ってますか ?
お久ぶりにブログを書いてみます。
みなさん 、『五行』(ごぎょう)って聞いたことありますか?
五行学説とは… 中国古代の哲学で
自然界に存在する物質や現象など、あらゆるものを『 木・火・土・金・水 』の 5つ性質に分類する考え方です。
では、『 木・火・土・金・水 』の一つずづの性質をみていきましょう ♪
【 木 】曲直(きょくちょく)
: 上や外に向かってぐんぐん伸びる
木の特性は、昇発・条達・伸びやか・自由
【 火 】炎上(えんじょう)
: 炎が燃え上がる
火の特徴は、温熱・上昇
【 土 】稼穡(かしょく)
:稼/ 植え付けること 穡/ 取り入れること
土の特徴は、生化(生長と変化)・受納
【 金 】従革 (じゅうかく)
:たやすく変化する・常に変化する
金の特徴は、粛清・変革・収斂
【 水 】潤下 (じゅんか)
:潤し・下に向かう
水の特徴は、寒涼・滋潤・下行
こんなイメージで、あらゆるものは分類されてるんです😯
なるほど~!
この考え方をもとに…。
五行色体表を見てみましょう。(一部抜粋)
例えば… 『 木 』
五臓の【 肝 】をみてみましょう。
春 (五季)は五臓の肝の働きが活発になったり、負担がかかりやすくなる季節です。
また、肝に負担がかかり過ぎると…
表を見てみるとわかるように…。
目や爪に症状が現れたり、イライラしたり、怒りっぽくなることもあります
(春は精神面で不安定になりやすい時期でもあります)
そこで ♪
【 木 】の特性を思い出してみてください!
木や枝や葉っぱのように伸び伸びと、柔軟性があり、リラックスした状態を好みます⇪
ということは…💡💡
春はそーいうことを気を付ければ良いってことになりますね👏
中医学って… 興味深いですね…。
日本東洋医学会学術総会に参加してきました📚
2024.6/1(土)2(日)の2日間✨
第74回 日本東洋医学会学術総会に参加してきました。
漢方・鍼灸などの講演がたくさんあります。
数々の講演がありましたが…。
その中で、私は…
鍼灸特別セミナーを楽しみに行って参りました。
【鍼灸特別セミナーでは…】
・頭痛の診療ガイドライン2021で推奨されている片頭痛・緊張型頭痛、期待されている薬剤使用過多による頭痛に対する鍼灸治療の実際
・顔面神経麻痺の回復、後遺症の軽減を目的とした鍼灸治療
・がん患者の症状緩和に対する鍼灸治療
・認知症に対する鍼灸治療の臨床的効果
・慢性疼痛診療ガイドライン鍼灸分野の紹介と臨床について
・顔面神経麻痺発症後1年未満と1年以上に対する鍼灸治療の効果
各先生方の講演を拝聴させていただきました。
実際の研究や臨床に基づいて、エビデンスがあり、興味深い発表ばかりで、とても勉強になりました。
ドクター・薬剤師・鍼灸師の先生がたくさん参加されていました。
とても、良い刺激を受けた2日間となりました📚
来年は、東京であるそうなので、また参加しようと思います♪
鍼灸師のひとりごと♪
鍼や灸には痛みを抑える効果があります!
経験上…
鍼や灸をすることで、身体を元気にし(バランスを整えて)、ご自身の身体の力で、痛み・症状を改善していくことが多いように感じています。
痛みがでている(症状がある)ということは…
何かしらの原因がきっとあります。
痛みがでてる=ちょっと今の生活、環境などで身体に無理(負担)が生じてますよ…。っと、言う身体からのサインです。
そこを改善すること、身体の声を聞いてあげることは大切だなぁ… と、感じるようになりました。
食生活や運動の仕方、生活環境、日常生活などを見直し、気づき、少し改善すること。
もちろん、身体を休めてあげることは大切です。
鍼灸をしながら、身体のバランスを整え、症状を改善しやすいような身体の状態に導いていきます。
鍼灸+ご自身の身体の声を聞いてあげることが早期改善につながることが多いように感じます。
その、お手伝いをさせていただいています✨
一緒に改善していきましょう♪
日本小児はり学会にて 【起立性調節障害】について勉強してきました。
『起立性調節障害について』
・朝、しんどくて起きられなくなり、毎日遅刻してしまう
・立ったらフラフラして身体がだるい
・頭が痛い、起きあがったらひどくなる
・お腹が痛い
・昼過ぎからは身体が楽になる
・学校も休みがちになり不登校状態になってしまう
などの症状、経過をたどるそうです💦
梅雨〜夏にかけて発症することが多く…
現在、日本全国で不登校の人は30万人いるとのこと。
この2年で10万人増えたそうです。
不登校の3割〜4割はこの起立性調節障害を併発しているといわれています。
『自律神経のバランスの崩れが原因』
約8割に心理社会的ストレスを感じてるそうです。
また、両親からの遺伝もあるそうです。
では…
どのように、改善へと導いていけばいいのか…。
大切なことは…
この病気を怠けているとか、精神的な弱さだとか…気持ちの問題ではない…。ということを周りが理解してあげること。(病気として認めてあげること)
また、自律神経を整えていく為に、正しい生活リズムに戻していくことが大切だそうです。
その方法として…
この病気のことを知ること(自分・保護者)
日常生活の改善
周囲のこの病気の理解(友達・家庭・学校など)
お薬や漢方薬などの薬物療法
心理療法などがあります。
起立性調節障害の症状の多くは自律神経症状であり、鍼灸でのアプローチもとても有用だと考えます✨
※鍼は刺す鍼だけではなく、刺さない鍼(ていしん)皮膚に接触させたり、軽く摩る鍼もあります。
皮膚表面(ツボ・経絡)に接触させ身体に変化を促します☝️
↓
接触鍼の詳細はこちら💁