2025-02-12 11:07:00
『 同病異治 』・『 異病同治 』という言葉…聞いたことありますか?
東洋医学の場合・・・
同じ症状でも、原因は違うので、1つの症状だけでなく、全体で診ることが大事ですっと言われています☝
それについて、よく使われる言葉として『 同病異治 』・『 異病同治 』という言葉があります。
同病異治(どうびょういち) → 同じ病だけど、治し方が違う。
異病同治(いびょうどうち) → 違う病だけど、治し方が同じ。
という意味になります。
例えば… 頭痛で考えてみます。
・頭が締め付けられる・イライラしやすい・精神的緊張による頭痛
【気の巡り、流れが悪くなりやすいタイプ】
・頭が重い、頭がだるい、梅雨時期や湿度が高いときに悪化したりする頭痛
【水の流れが滞りやすいタイプ】
・疲れると頭痛がでる・夕方に多い・なんとなくずっと違和感がある頭痛
【気の不足が原因なタイプ】
など、同じ頭痛でも、それぞれ治し方が違う感じになります。また、症状が別でも、気の巡りが悪くなって、でている症状であれば、考え方は同じになります。
なので、根本を診ることが大切になってきます。