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2026-08-30 08:58:00

ツボのこと少し知ってみませんか?

「ツボ」という言葉は、聞いたことがある方も多いと思います😊

 

肩がこったときに押すツボ。

胃の調子が悪いときに使うツボ。

頭痛や腰痛のときに使われるツボ。

 

鍼灸治療では、こうした「ツボ」に鍼やお灸を行います。

 

このツボを、東洋医学では「経穴(けいけつ)」と呼びます🌿

 

 

経穴にはそれぞれ名前があり、一つひとつに特徴があります。

 

たとえば、

 

・胃腸の不調に使われることが多いツボ

 

・頭痛や肩こりに使われるツボ

 

・気持ちの緊張を和らげるために使われるツボ

 

・気や血の巡りを整えるために使われるツボ

 

などがあります。

 

 

また、特定の症状に対して昔からよく使われてきた経穴もあります。

 

たとえば、手首の近くにある「内関(ないかん)」というツボは、吐き気や胃のむかつきなどに使われることがあります。

 

このように、

 

「この症状には、このツボ」

 

という使い方も鍼灸治療にはあります☝️

 

でも、同じ症状でも使うツボは同じとは限りません。

 

では、吐き気があれば内関だけ使えばいいのでしょうか?

 

実際の鍼灸治療では、そう単純ではありません。

 

 

同じ「吐き気」でも、

 

・胃腸が弱っている

 

・食べ過ぎなどで胃に負担がかかっている

 

・冷えがある

 

・ストレスなどで気の巡りが悪くなっている

 

 

など、その人によって身体の状態は違います。

 

そのため、症状に合った経穴を使いながら、さらにその方の身体の状態に合わせて、ほかの経穴も組み合わせて治療していきます。

 

ツボは「組み合わせ」も大切です。

 

 

鍼灸治療のおもしろいところは、経穴を組み合わせることで治療の方向性を変えられるところです。

 

一つひとつの経穴にも特徴がありますが、

 

「どの経穴と、どの経穴を組み合わせるのか」によって、身体への働きかけ方も変わってきます。

 

 

料理に少し似ているかもしれません😊

 

一つひとつの食材にも味や特徴がありますが、組み合わせることで一つの料理になります。

 

鍼灸治療も同じように、一つのツボだけを見るのではなく、身体全体の状態を考えながら、いくつかの経穴を組み合わせていきます。

 

どこが悪いか」だけではなく、「なぜそうなったのか」

 

鍼灸では、症状が出ている場所だけを見るわけではありません。

 

 

たとえば同じ肩こりでも、

 

・睡眠不足が続いている

 

・胃腸が弱っている

 

・精神的な緊張が続いている

 

・身体の冷えが強い

 

人によって身体の状態は違います。

 

 

そのため、

 

症状に対して使うツボと、その症状が起こっている背景を考えて選ぶツボを組み合わせる。

 

これが、鍼灸治療の大切な考え方の一つです🌿

 

 

その人に合わせてツボを選ぶ

 

「この症状には、このツボ」という考え方もあります。

 

ただ、それだけで治療が決まるわけではありません🤨

 

 

身体の状態を確認しながら、

 

今、この方にはどの経穴が必要なのか。どの経穴と組み合わせるのがよいのか。

 

そう考えながら治療を組み立てていきます。

 

同じ症状でも、使うツボが違うことがあるのはそのためです。

 

 

 

ーまとめー

 

経穴とは、東洋医学でいう「ツボ」のことです。

 

それぞれの経穴には特徴があり、内関と吐き気のように、ある症状に対してよく使われるツボもあります。

 

ただ、実際の鍼灸治療では、

 

「この症状には、このツボ」だけで終わるのではなく、その方の身体全体の状態を見ながら、いくつかの経穴を組み合わせて治療していきます。

 

一つひとつのツボの特徴を生かしながら、その人に合わせて組み合わせる。

 

それも鍼灸治療の特徴の一つです😊

 

 

 

※ なお、鍼灸にはさまざまな治療方法があり、経穴(ツボ)を中心に考える方法もあれば、筋肉の緊張や神経、身体に現れている反応などをみながら施術する方法もあります。施術する場所や考え方は、治療方法によって異なります🧐

2026-08-08 16:45:00

東洋医学の『臓腑』って、内臓のこと?

東洋医学の「臓腑」と現代医学の「臓器」は、少し考え方が違います🌿

 

鍼灸院でお身体の状態についてお話ししていると、

 

「脾の働きが少し弱っていますね」

 

「腎の力が少し低下しているように感じます」

 

「肝の働きが少し乱れていますね」

 

などとお伝えすることがあります。

 

 

そんなとき、

 

「脾臓が悪いってことですか?」

 

「腎臓に何か問題があるんですか?」

 

と心配される方もいらっしゃいます。

 

 

でも、東洋医学でいう「肝・心・脾・肺・腎」と、現代医学でいう肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓は、同じ名前でも捉えている範囲が少し違います。

 

ここ、ちょっとややこしいですよね😊

 

 

今日は、その違いをできるだけ分かりやすくお話ししてみようと思います。

 

 

 

現代医学では、臓器の構造や働きを詳しくみます。

 

現代医学では、

 

・心臓が血液を全身へ送り出す

・肺で酸素と二酸化炭素を交換する

・胃や腸で食べ物を消化・吸収する

・腎臓で血液をろ過して尿をつくる

 

など、それぞれの臓器の構造や働きを詳しくみていきます。

 

必要に応じて血液検査や画像検査などを行い、身体や臓器に異常がないかを調べることもできます。

 

ーーーーーーーー

 

一方で、東洋医学は少し見方が違います🌿

 

 

東洋医学の「臓腑」は、身体の働きを広く捉えます

 

東洋医学では、臓器そのものだけを見るのではなく、

 

身体の中で起きているさまざまな働きや変化を、ひとまとまりとして考えていきます。

 

 

その代表的なものが、

 

肝・心・脾・肺・腎

 

という「五臓」です。

 

 

たとえば、東洋医学の「脾」。

 

東洋医学の「脾」は、脾臓だけを指すわけではありません。

 

東洋医学の「脾」と現代医学の「脾臓」は、名前は同じですが、捉えている範囲が異なります。

 

東洋医学では「脾」は、脾臓という一つの臓器だけではなく、

 

食べたものを消化・吸収し、そこから身体を動かしたり、頭で考えたり、内臓が元気に働いたりするために必要なエネルギーや血(気血)をつくる働きに深く関係すると考えます。

 

また、身体の中の水分の巡りにも関係すると考えられています。

 

 

そのため東洋医学では、

 

・疲れやすい

 

・身体がだるい

 

・食後に眠くなる

 

・身体が重い

 

・むくみやすい

 

・食欲が安定しない

 

などの変化を、「脾」の状態と関連づけて考えることがあります。

 

だからといって、

 

「脾が弱っている=脾臓に病気がある」

 

という意味ではありません。

 

 

 

「腎」も、腎臓だけではありません。

 

東洋医学の「腎」も同じです。

 

現代医学の腎臓は、血液をろ過して尿をつくるなど、とても大切な働きをしています。

 

一方、東洋医学の「腎」は、それよりも広く、

 

・成長や発育

 

・年齢による身体の変化

 

・生殖

 

・骨や歯

 

・耳

 

・排尿

 

・身体を温める働き

 

・身体を潤す働き

 

などにも関係すると考えます。

 

 

そのため、

 

「最近、足腰が弱くなってきた」

 

「夜中にトイレへ行く回数が増えた」

 

「耳鳴りが気になる」

 

「冷えやほてりを感じる」

 

など、いくつかの身体の変化を合わせながら「腎」の状態を考えることがあります。

 

もちろん、これも

 

「腎が弱っている=腎臓が悪い」

 

という意味ではありません😊

 

 

 

「肝」も、肝臓だけを見ているわけではありません。

 

東洋医学の「肝」も、とても特徴的です。

 

東洋医学では「肝」は、身体の中の「気」をスムーズに巡らせる働きや、血との関係、精神的な緊張などにも関わると考えます。

 

 

そのため、

 

・イライラしやすい

 

・緊張すると身体に力が入る

 

・首や肩が張りやすい

 

・胸やお腹がつかえる感じがする

 

・ストレスによって体調が変わる

 

・生理前になると身体や気分に変化が出る

 

などの状態を、「肝」と関連づけて考えることがあります。

 

 

ですから、血液検査で肝臓の数値に問題がなくても、東洋医学では「肝の働きが少し乱れている」と考えることがあります。

 

 

 

同じ名前でも、見ている範囲が違います。

 

このように、

 

「肝」=肝臓

「心」=心臓

「脾」=脾臓

「肺」=肺

「腎」=腎臓

 

と、そのまま一対一で置き換えて考えることはできません。

 

東洋医学では、臓器そのものだけではなく、

 

その臓腑に関係する身体の働きや変化を、もっと広い範囲で見ている

 

というイメージです🌿

 

 

 

だから鍼灸院では、いろいろなことをお聞きします😊

 

鍼灸院で、

 

「よく眠れていますか?」

 

「食後に眠くなりませんか?」

 

「お通じはどうですか?」

 

「身体は冷えますか?」

 

「汗はかきますか?」

 

「最近ストレスはありませんでしたか?」

 

など、

 

「それ、今の症状と関係あるの?」

 

と思うようなことまでお聞きすることがあります。

 

また、舌や脈、お腹の状態、身体の張りや緊張などを確認することもあります。

 

 

これは、一つの症状だけを見るのではなく、

 

身体の中で今どんな変化が起きているのか?

 

を考えていくためです。

 

 

たとえば、同じ「疲れやすい」という症状でも、

 

食後に強く眠くなる人もいれば、夜ぐっすり眠れない人もいます。

 

身体が冷えている人もいれば、反対にほてりを感じている人もいます。

 

同じ症状でも、身体の状態は人それぞれなんです。

 

 

 

東洋医学には、東洋医学ならではの身体の見方があります🌿

 

「脾が弱っています」

 

「腎の力が少し低下しています」

 

「肝の働きが少し乱れています」

 

こんなふうに言われると、最初は少しびっくりするかもしれません。

 

 

でも、それは必ずしも

 

「脾臓が悪い」

 

「腎臓に病気がある」

 

「肝臓が悪い」

 

という意味ではありません。

 

 

東洋医学では、身体に起きている一つひとつの変化を別々に考えるだけではなく、

 

「身体の中で、今どんなことが起きているんやろう?」

 

と、全体のつながりを考えていきます。

 

 

これが、東洋医学の面白いところの一つやと思っています😊

 

 

こうした考え方を少し知っていただくと、

 

「肩こりなのに、どうして足に鍼をするんだろう?」

 

 

「胃の調子の話なのに、どうして睡眠のことまで聞くんだろう?」

 

 

そんな鍼灸治療の「なんで?」も、少し分かりやすくなるかもしれません🌿

2026-07-28 16:56:00

痛みやしびれを東洋医学ではどう考える?💭

痛みやしびれを、東洋医学ではどう考える?🌿

 

腰が痛い。

足がしびれる。

肩や首がつらい。

 

痛みやしびれが続くと、どうしてもその場所ばかりが気になってしまいます。

 

もちろん、痛みが出ている場所を確認することは大切です。

 

今回は、痛みやしびれに対して、東洋医学ではどのように身体を見ていくのかをお話しします。

 

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同じ痛みでも、身体の状態は一人ひとり違います🧍‍♀️🧍‍♂️

 

例えば、同じ腰痛でも、

 

冷えると痛みが強くなる

雨の日に重だるくなる

疲れると痛みが出てくる

朝起きたときにつらい

長く座っていると痛む

忙しい時期に悪化する

 

など、人によって症状の出方は違います。

 

単に「腰が痛い」ということだけではなく、

 

どのようなときに痛むのか

何をすると楽になるのか

身体全体にどのような変化が出ているのか

 

というところまで確認します。

 

 

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痛みのある場所だけが、原因とは限りません🔍

 

腰が痛いからといって、腰だけに鍼をするとは限りません。

 

肩が痛い場合でも、手や足、お腹や背中のツボを使うことがあります。

 

これは東洋医学では、身体を一つにつながったものとして考えるからです。

 

痛みのある場所は、身体に起きている変化の一部分かもしれません。

 

例えば、

胃腸が弱っている

身体が冷えている

疲れが抜けていない

睡眠が十分に取れていない

緊張が続いている

身体の巡りが悪くなっている

 

 

こうした状態が続くことで、痛みやしびれが治りにくくなっていることもあります。

 

そのため、痛みの場所だけでなく、身体全体の状態を確認していきます。

 

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冷えると痛む人♨️

 

冷えると痛みが強くなり、お風呂やカイロで温めると少し楽になる方がいます。

 

東洋医学では、身体が冷えることで、気や血の巡りが悪くなり、痛みにつながることがあると考えます。

 

このような方には、鍼だけでなく、お灸を使って身体を温めることもあります。

 

ただし、痛みがあるからといって、すべて温めればよいわけではありません。

 

赤みや腫れ、熱っぽさがある場合など、温めることが合わないこともあります。

 

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雨や湿気で重だるくなる人☔️

 

雨の日や梅雨時期になると、

 

「身体が重い」

「腰や膝がだるい」

「痛みがすっきりしない」

 

と感じる方もいます。

 

東洋医学では、このような状態に「湿」が関係していると考えることがあります。

 

湿とは、身体に余分な水分がたまり、巡りが悪くなっているような状態です。

 

このような方には、

 

むくみやすい

胃腸が弱い

身体が重だるい

痰が出やすい

舌がむくんでいる

舌に歯形がついている

 

といった特徴が一緒に見られることがあります。

 

その場合、痛む場所だけでなく、胃腸の働きや水分の巡りを整えるツボを使うことがあります。

 

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疲れると痛みやしびれが強くなる人🔋

 

仕事や家事で無理をしたあとに、痛みやしびれが強くなる方もいます。

 

身体には、動くだけでなく、疲れたところを回復させる力も必要です。

 

その回復する力が弱っていると、少し無理をしただけでも、痛みが出やすくなります。

 

このような場合は、痛む場所に強い刺激をするよりも、身体の力を補うような優しい施術が合うことがあります。

 

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緊張やストレスで痛みが強くなる人💭

 

緊張が続くと、無意識に肩に力が入ったり、呼吸が浅くなったりします。

 

「忙しい時期になると肩が痛い」

「イライラすると背中が張る」

「寝ているのに身体の力が抜けない」

 

という方も少なくありません。

 

東洋医学では、身体を巡る「気」の流れが滞ることで、張りや痛みが出ることがあると考えます。

 

この場合、痛む場所だけでなく、身体全体の緊張を緩めるような施術を行います。

 

施術中に眠ってしまう方や、終わったあとに「身体の力が抜けた」と話される方もみえます。

 

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しびれの感じ方も、人によって違います⚡️

 

ひとことで「しびれ」といっても、

 

ピリピリする

ジンジンする

電気が走るように感じる

感覚が鈍い

冷たく感じる

薄い布が一枚かかっているように感じる

 

など、感じ方はさまざまです。

 

また、

 

動くと強くなる

休むと楽になる

夜になると強くなる

姿勢によって変わる

冷えると悪化する

 

など、症状の変化も確認します。

 

しびれている場所だけに施術するのではなく、首や腰、手足の動き、筋肉の緊張、冷えなども見ながら、施術する場所を考えていきます。

 

また、痛みやしびれとは関係がなさそうに思えることも伺います。

 

例えば、

 

食欲はあるか

便通はどうか

眠れているか

冷えを感じるか

疲れやすくないか

 

といったことです。

 

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当院では、舌や脈も確認します👅

 

舌の色や形、苔の状態、脈の強さや速さなどから、今の身体がどのような状態にあるのかを考えていきます。

 

 

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同じ症状でも、同じ施術になるとは限りません🌱

 

同じ腰痛や肩こりでも、冷えが強い方と、疲れが強い方では、使うツボや刺激の方法が変わることがあります。

 

雨で悪化する方と、ストレスで悪化する方でも、身体の見方は違います。

 

これを東洋医学では、身体の状態を見極めて施術を組み立てる「弁証論治」という考え方で捉えます。

 

少し難しい言葉ですが、簡単にいうと、

 

同じ症状でも、その人の身体に合わせて施術を変える

 

ということです。

 

 

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痛い場所だけでなく、身体全体を見ていきます🍀

 

痛みやしびれがあると、どうしてもその場所ばかりに目が向きます。

 

しかし、身体を整えていくためには、

 

「なぜ痛みが出たのか」

「なぜ治りにくくなっているのか」

「身体のどこに負担がかかっているのか」

 

ということも考える必要があります。

 

当院では、痛みやしびれのある場所だけでなく、睡眠、胃腸の状態、冷え、疲労、身体の緊張なども確認しながら施術を行っています。

 

鍼灸や東洋医学には、西洋医学とは少し違った身体の見方があります。

 

痛みやしびれが続いている方にとって、身体を違う角度から見直すことが、回復へのきっかけになることもあります☝️

 

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※急に力が入らなくなった、しびれが急激に強くなった、排尿や排便に異常がある、発熱や強い痛みがある場合などは、鍼灸院だけで判断せず、医療機関を受診してください。

2026-07-21 00:38:00

心配しすぎると胃腸が弱る?🤔 東洋医学で考える「思い悩み」と身体の関係🌿

心配事が続いたり、考えなければならないことが多くなったり、重なったりすると、

 

  • 食欲が落ちる
  • 胃が重く感じる
  • お腹が張る
  • 食後に眠くなる
  • 身体がだるくなる

 

 

といった症状につながることがあります。

 

また、舌がぼてっと浮腫んだように見えたり、舌の縁に歯の跡がついたり、舌の色が淡く見えたりすることもあります。

 

これは、前回のブログでご紹介した「舌診」にもつながる身体のサインのひとつです。

 

 

 

このような心と身体のつながりを、東洋医学ではどのように考えるのでしょうか🤔

 

 

🌿 東洋医学では「思い悩むこと」と胃腸は関係している

 

 

東洋医学では、感情と身体の働きは互いに影響し合っていると考えます。

 

その中で、「思い悩むこと」や「考えすぎること」は、五臓の「脾」と関係が深いとされています。

 

東洋医学でいう脾は、西洋医学の脾臓だけを指しているわけではありません。

 

食べたものを消化し、そこから身体を動かすためのエネルギー(気)や血の材料をつくり、全身に運ぶ働きを含んでいます。

 

簡単にいうと、東洋医学の脾は、胃腸を中心とした消化吸収やエネルギーづくりを担当していると考えます。

 

 

💭 考えすぎると「脾」の働きが弱りやすい

 

心配事があると、頭の中で同じことを何度も考えてしまうことがあります。

 

「あれは大丈夫だろうか」

 

「この先どうなるのだろう」

 

「もっとこうすればよかったのではないか」

 

このように思い悩む状態が長く続くと、東洋医学では脾の働きが消耗しやすくなると考えます。

 

脾の働きが弱くなると、食べ物から十分なエネルギーをつくりにくくなり、

 

  • 食欲がない
  • 胃もたれがする
  • お腹が張る
  • 軟便や下痢、便秘など便通が乱れやすい
  • 食後に強い眠気が出る
  • 疲れやすい
  • 身体が重だるい

 

といった症状につながることがあります。

 

🔄 胃腸が弱ると、さらに考え込んでしまうことも💦

 

心配しすぎることで胃腸が弱るだけでなく、胃腸が弱って身体のエネルギーが不足すると、気持ちにも余裕がなくなりやすくなります😓

 

少しのことが気になったり、いつまでも考え込んだり、気持ちの切り替えが難しくなったりすることもあります。

 

つまり、

 

「思い悩むことで胃腸が弱る」

 

「胃腸が弱ることで、さらに思い悩みやすくなる」

 

という循環が起こることもあるのです。

 

☘️ 考えること自体が悪いわけではありません

 

もちろん、考えることや心配すること自体が悪いわけではありません。

 

私たちは、仕事や家庭、人間関係、将来のことなど、さまざまなことを考えながら生活しています。

 

大切なのは、考える時間が長くなりすぎて、身体が休めなくなっていないかということです。

 

食事中も別のことを考えている。

 

布団に入ってからも頭の中が動き続けている。

 

何もしていないのに、身体に力が入っている。

 

そのような状態が続いているときは、身体も少し疲れているのかもしれません。

 

🪡 鍼灸では胃腸だけでなく、身体全体をみていきます

 

鍼灸では、胃腸の症状があるからといって、胃やお腹だけをみるわけではありません。

 

食欲や便通、睡眠、疲れやすさ、身体の冷えや熱、舌や脈の状態などを確認しながら、身体全体のバランスをみていきます。

 

同じ胃もたれや食欲不振でも、疲労が強い人、ストレスが強い人、冷えがある人、身体に余分な水分がたまっている人では、身体の状態が異なります。

 

その人の身体が、今どのような状態になっているのかを考えながら施術を行います。

 

🌱 身体の不調は、休んでほしいというサインかもしれません

 

胃腸の不調や身体のだるさは、単に食べすぎや疲れだけが原因ではないこともあります。

 

心配事や考え事が続き、知らないうちに心と身体が疲れている場合もあります。

 

「最近、考えすぎているかもしれない」

 

「食欲やお腹の調子がいつもと違う」

 

そのようなときは、身体からの小さなサインに目を向けてみてください☝️

 

身体は、自分が思っている以上に素直に、今の状態を教えてくれています☺️

2026-07-14 10:53:00

舌を診るだけで体調が分かる? 東洋医学の舌診で分かること👅

舌を見るだけで何が分かるの?

 

東洋医学の「舌診」をわかりやすく解説👨‍🏫

 

 

👅 「ベロを見せてください。」

 

鍼灸院で、そう言われたことはありませんか?

 

 

「なんで舌を見るの?」

「舌を見るだけで何が分かるの?」

 

初めての方は、不思議に思われるかもしれません。

 

 

東洋医学では、舌は身体の内側の状態を映し出す鏡のような存在と考えられています。

 

もちろん、舌だけを見て病気を診断するわけではありません。

 

 

しかし、舌の色や形、舌苔(ぜったい)、潤いなどを観察することで、身体の状態を知るための大切な手がかりになります。

 

 

🌿 東洋医学では、舌のどこを見ているの?

 

当院では、主に次のような点を確認しています。

 

・舌の色

 

・舌の形

 

・舌苔(舌の表面についている苔)

 

・潤い

 

・ツヤや生き生きとした様子

 

 

これらを総合的に見て、お身体の状態を考えていきます。

 

 

🌸 舌から分かる身体のサイン

 

🔹 舌の色

 

舌の色は、東洋医学でいう「気(き)」や「血(けつ)」の状態、熱の傾向などを考える手がかりになります。

 

例えば…

 

  • 舌が淡い → 気や血が不足している傾向
  • 舌が赤い → 身体に熱の傾向があることがあります

 

※ あくまで一つの目安であり、これだけで判断するわけではありません。

 

 

 

🔹 舌の形

 

例えば…

 

舌が少し大きく、ふちに歯の跡がついている場合は、東洋医学でいう「脾(ひ)」の働きが弱くなっている時や、水分代謝がうまくいっていない時にみられることがあります。

 

 

 

🔹 舌苔(ぜったい)

 

舌の表面についている白い苔や黄色い苔、その厚さや付き方も大切な情報です。

 

胃腸の状態や、身体の寒熱、余分な水分(湿)などを考える参考になります。

 

 

 

🔹 潤い

 

舌が乾燥しているのか、それとも潤いが多いのかも確認します。

 

身体の潤いの状態や、熱・寒の傾向を考える手がかりになります。

 

 

 

🤝 舌だけで判断するわけではありません

 

舌はとても大切な情報ですが、それだけで身体の状態を判断することはありません。

 

 

当院では、

 

🌿 お話をうかがう

 

🌿 脈をみる

 

🌿 お腹や身体に触れる

 

🌿 症状や生活習慣を確認する

 

 

これらを合わせて、お一人おひとりのお身体を総合的にみていきます。

 

 

 

🪞 ご自宅でも舌を見てみましょう

 

毎朝、歯を磨く前に鏡で舌を見てみてください。

 

「今日は少し色が違うな。」

「苔が厚くなっているな。」

「乾燥している気がする。」

 

そんな小さな変化も、身体からのサインかもしれません。

 

 

※食べ物や飲み物、薬、睡眠などの影響で舌の状態は変化します。

 

 

一時的な変化に一喜一憂するのではなく、普段との違いを見ることが大切です。

 

 

 

🍀 まとめ

 

東洋医学では、舌は身体の状態を知るための大切な手がかりの一つです。

 

 

当院では、そのサインを一緒に読み解きながら、お身体のバランスを整えるお手伝いをしています🌿

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