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2025-10-21 13:13:00

鍼灸(はり・きゅう)治療を健康保険で受けるには?

💉鍼灸(はり・きゅう)治療を健康保険で受けるには?条件・メリット・当院のスタンス

 

 

💡「鍼灸って保険で受けられるの?」とよく質問されます。

 

実は、一部の場合に健康保険(療養費)を使って鍼灸を受けることが可能です。

ただし、誰でも・どんな症状でも使えるわけではなく、国(厚生労働省)が定めた条件があります

 

ここでは、患者さん目線でわかりやすく整理してみました。

 

 

 保険が使えるケース

 

厚生労働省の定める「療養費」の条件は、主に次の通りです。

 

1. 📝 医師の同意書があること

施術前に、医師が「この鍼灸施術を受けてもよい」と書いた同意書が必要です。

> 公式資料:厚生労働省 PDF

 

 

2.🏥 対象となる疾病があること

慢性的な痛みが対象で、医師による通常治療手段が適当でないと判断されるものです。

代表的な6疾患はこちら👇

・神経痛

・リウマチ

・頸腕症候群(肩〜腕の痛み・しびれ)

・五十肩

・腰痛症

・頸椎捻挫後遺症(むち打ちなどの後遺症)

 

 

3.⚠️ 医療機関での治療と併用できないこと

同じ病名で病院の治療(薬・注射・リハビリなど)を受けている場合、保険は使えません。

※ 保険適用は「医師の通常治療が適当でない場合」のみです。

 

 

4. 🔄 継続施術の場合の手続き

 同意書には有効期間があり、通常6か月ごとに再交付が必要です。

 

 

 

 

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『例:五十肩(肩関節周囲炎)の場合』

五十肩で肩の痛みや動かしにくさが続く場合、

医師が「鍼灸治療を受けてもよい」と判断したとき(医師の同意書が必要)に限り、健康保険を使って鍼灸を受けられます。

 

ただし、同じ肩の症状で病院の薬・注射・リハビリなどを受けている場合は保険は使えません

保険を使うには、医師の同意書が必要で、6か月ごとに更新することが一般的です。

 

 

 

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🌟 当院のスタンス

 

当院では、お身体全体を見て・原因から整えるオーダーメイド施術を重視しています。

そのため、保険治療ではなく実費(自費)治療のみで行っています。

 

• 体質・姿勢・内臓・ストレス・自律神経など全体を考慮し、根本改善・再発予防を目指した丁寧な施術を行なっています。

 

 

 

📝 まとめ

💡保険利用は条件が厳しく、医師の同意書・対象疾患・医療機関との併用不可など制限があります。

 

💡保険治療は「費用が安い」「慢性痛に使いやすい」というメリットがありますが、自由度が低く、対象疾患も限定されます(6疾患のみ)

 

💡実費治療は制限がなく、体全体を整える施術が可能で、根本改善・再発予防を目指せます。

 

 

患者さんの目的や症状に応じて、保険利用か実費治療かを選ぶことが大切です。

 

 

 

当院では、患者さんのお身体のために、病院での治療を受けながら実費で鍼灸治療を併用することをおすすめしています

画像診断やリハビリ、薬など西洋医学の治療も必要と考えているため、東洋医学の鍼灸と組み合わせることで、体全体を整えながら根本改善と再発予防を目指せます☝

 

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