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2025-10-06 22:08:00

からだの診かた✋について

先生☝️

 

「どうやって私の体の状態を診ているのですか?」と聞かれることがあります。

 

 

ちょっと簡単に説明させてください💁

 

 

 『はりとおきゅう 』 では…

中医学の考え方をベースに、症状だけでなく、

・望診(顔色・舌の色や形)・聞診(声・呼吸の状態)・問診(自覚症状)・切診(脈・腹診) の四診を組み合わせて、体全体のバランスを診ています。

 

 

中医学では、人体の状態を大きく 「気・血・水(津液)」 の3つの基本物質でとらえています。

※西洋医学とは、ちょっと考え方が異なります

 

 

このバランスが乱れると、病気の原因になりやすいと考えられています☝️

 

 

🌿気(き) 

 

は生命活動を支える基本エネルギーで、臓腑の働きや血液・津液の運行を推動します。

 

主な働き

:血や津液の循環、臓腑の働きを促す

:体を温め、陽気を保つ

:外邪から体を守る

:血や津液を体内に保持

:水液代謝・汗・尿の生成を助ける

 

 

 

【気の乱れ】

気虚(不足):疲れやすい、息切れ、声が小さい、風邪をひきやすい

気滞(滞り):胸や脇が張る、ため息が多い、イライラ、喉のつかえ感

 

 

❤️血(けつ) 

 

は気の推動によって全身を循環し、臓腑・筋肉・皮膚を滋養します。

また血は心を養い、精神・睡眠にも関わります。

 

主な働き

:臓腑・筋肉・皮膚への滋養

:心神を安定させ、眠りを助ける

:体液・組織をうるおす

 

 

【血の乱れ】

血虚(不足):顔色が悪い、めまい、不眠、月経量が少ない

瘀血(滞り):刺すような痛み、月経痛、シミ・くすみ、血塊

 

 

💧水(すい/津液) 

 

水(津液)は血液以外の体液全般を指し、臓腑や関節を潤し、体を冷やす作用も持ちます。

 

主な働き

:皮膚・粘膜・関節を潤す

:臓器を保護し、組織を滋養

:余分な水を尿や汗として排出

 

水の異常(津液不足・水滞)

津液不足:口渇、乾燥肌、便秘、ほてり

  水滞:むくみ、痰多、体が重い、めまい

 

 

 

日々の疲れや生活習慣、季節の変化、精神的な負担などにより、気血水のバランスは崩れやすくなります😷

 

四診で得た情報から体質を見極め、体質に合った鍼灸施術で気血水の巡りを整えつつ、局所への施術も行い、優しく不調を改善へと導いていきます🪡✨

 

 

今日は、どのように身体をみてるの? 

に、簡単に、回答してみました☺️

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