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2025-10-18 13:18:00

ストレスと鍼灸

現代社会では、仕事や人間関係など、日々さまざまなストレスにさらされています😥

その中で、感情を抑え込んだり、我慢を続けていると、心と体をめぐる「気(エネルギー)」の流れが少しずつ滞っていきます☝️

 

このような状態が長く続くと、心や体に負担がかかり、イライラ😡・不安😞・胸のつかえ・喉のイガイガ・胃の不快感など、さまざまな不調としてあらわれます。

 

 

東洋医学(中医学)では、こうしたストレスによって「肝」の働きが滞り、気の流れが悪くなった状態「肝鬱気滞(かんうつきたい)」といいます。

 

 

🍃 肝(かん)は「気のめぐり」を司る臓

 

肝は、体の中で「気(エネルギー)」の流れをスムーズに保つ働きを担っています。

しかし、ストレスが続くと肝の働きが乱れ、気が滞りやすくなります。

逆に、肝に負担がかかることをしても、気が滞ることになってしまいます。

 

 

その結果として、次のような症状があらわれます👇

・イライラ・ため息・怒りっぽい

・肩こり・頭痛・めまい

・胃の不調・便秘や下痢

こうした症状は、肝気が滞ったサインです。

 

 

🌼 肝鬱気滞が長引くと…

 

気の滞りが続くことで、体のどこに負担が出るかによって症状が変わります。

熱がこもるタイプ:怒りっぽくなる、顔が赤くなる、目の充血

胃腸に影響するタイプ:食欲不振、軟便や便秘、疲れやすい

女性に多いタイプ:月経不順、月経痛、冷え

 

その他、さまざまな症状につながります。

 

 

🪡 鍼灸でできること

 

鍼灸では、気の通り道(経絡)にあるツボを使い、滞っている気の流れをやさしく整えていきます。

 

刺激を通して「体の緊張」がゆるみ、

「心のこわばり」も自然とほどけていきます。

 

 

🍃 早めのケアが大切

心と体はつながっています。

 身体の巡りを整えることが、心の安定にもつながります。

 

気の滞りが長引く前に、整えることが大切  

 心も体ものびやかに動けるよう、早めのケアがおすすめです。

 

 

 

🌸まとめ

 

肝鬱気滞は、心と体の両方に現れる“気の滞り”です。

鍼灸では、やさしい刺激で気の流れを整え、

本来の“のびやかで穏やかな自分”を取り戻すお手伝いをします。