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2025-11-01 06:33:00

冬は腎をいたわる季節!陰陽・気血で考える寒さ対策

冬になると、足腰が冷える、疲れやすい、腰がだるい、夜トイレが近い…

 

 

こんな症状はありませんか?

中医学では、冬は「腎」をいたわる季節。腎は生命のエネルギーの源で、骨・髪・耳・生殖など、体の根本的な健康に関わります。

 

 

1. 冬と陰陽の関係

•冬は自然界で ❄️陰が増え☀️陽が閉じる季節

 

•体も同じように 陽気を内に蓄え、外の寒さから守る 必要があります🧘

 

•陽気が不足すると、冷えや疲労、腰膝のだるさ、夜間頻尿などが出やすくなります

 

 

2. 冬と気血の関係

•気✨(エネルギー)は体を温め、血は栄養を運びます

 

•❄️寒さで陽気が不足すると、気の巡りが滞り血も冷えやすくなり… 結果、手足の冷え、腰のだるさ、疲れやすさが出やすくなります。

 

•冬は 血を養い、気を補うこと が養生の基本です。

 

 

3. 腎と冬の関係

•冬は「腎」を補う季節

 

•腎の精(エネルギー)を守ることで、寒さに負けない体を作る。

 

•腎は骨や髪、耳、生殖機能、腰膝の力にも関係があります。なので、腎が弱ると、冷えや疲労、耳鳴り、腰膝のだるさなどが起こりやすくなると言われています😣

 

冬=腎の季節

中医学の五行理論で、五季と五臓は対応します

 

・春:肝

・夏:心

・長夏(初夏/梅雨):脾

・秋:肺

冬:腎 

 

• 冬は自然界が閉蔵の状態で陽気が内に蓄えられます。人体も陽気を内に蓄え、腎精を守ることが重要とされます(黄帝内経・素問より)

 

 閉蔵:冬に体や心を 守り・蓄える 中医学的な考え方です。

 

 

 

 

4. 冬の養生法(実践編)

1. 体を温める

•足腰・お腹・手を冷やさない

•入浴♨️や温かい飲み物🍵で陽気を補う。

 

2. 食事で補う

•腎を温め、気血を補う食材:黒豆・クルミ・山芋・羊肉・鮭など。

(身体を冷やす食材は⚠️)

 

•塩味を少量加えると腎を守りやすい

 

3. ゆったり動く

•寒さで体が固まりやすいので、散歩や軽いストレッチ🧘で気血を巡らせる🚶

 

4. 休養と睡眠

•夜は早く寝て💤体の陰陽バランスを整える

昼寝は短時間なら体を休めるのに効果的

(睡眠は特に大切☝️)

 

 

また…

 

冬と精神面(中医学的観点)も同様に😮‍💨

• 冬は 内向きの季節。自然界が閉じこもるように、心も内に向かいやすくなります🫩

 

•中医学で腎は 恐怖や不安の感情 とも関連☝️

 

•腎が弱ると、夜眠れない、気分が沈む、ちょっとしたことで不安になるなど…。

 

•腎を養うことで、落ち着きや精神の安定にもつながる。

 

•精神的な養生も 腎の養生と同じく「体を温め、気血を整える」 が基本になります!

 

 

 

まとめ

• 冬は 陰が増え陽が閉じる季節☯️

• 陽気を内に蓄え、腎をいたわる ことが大切

• 気血を補い、冷えや疲労を防ぐことで、

🌸春に向けた体の準備もできます🌱

 

 

💡足腰を温め、温かい食事、適度な運動、早寝で冬の養生を実践しましょう☝️