ツボのこと少し知ってみませんか?
「ツボ」という言葉は、聞いたことがある方も多いと思います😊
肩がこったときに押すツボ。
胃の調子が悪いときに使うツボ。
頭痛や腰痛のときに使われるツボ。
鍼灸治療では、こうした「ツボ」に鍼やお灸を行います。
このツボを、東洋医学では「経穴(けいけつ)」と呼びます🌿
経穴にはそれぞれ名前があり、一つひとつに特徴があります。
たとえば、
・胃腸の不調に使われることが多いツボ
・頭痛や肩こりに使われるツボ
・気持ちの緊張を和らげるために使われるツボ
・気や血の巡りを整えるために使われるツボ
などがあります。
また、特定の症状に対して昔からよく使われてきた経穴もあります。
たとえば、手首の近くにある「内関(ないかん)」というツボは、吐き気や胃のむかつきなどに使われることがあります。
このように、
「この症状には、このツボ」
という使い方も鍼灸治療にはあります☝️
でも、同じ症状でも使うツボは同じとは限りません。
では、吐き気があれば内関だけ使えばいいのでしょうか?
実際の鍼灸治療では、そう単純ではありません。
同じ「吐き気」でも、
・胃腸が弱っている
・食べ過ぎなどで胃に負担がかかっている
・冷えがある
・ストレスなどで気の巡りが悪くなっている
など、その人によって身体の状態は違います。
そのため、症状に合った経穴を使いながら、さらにその方の身体の状態に合わせて、ほかの経穴も組み合わせて治療していきます。
ツボは「組み合わせ」も大切です。
鍼灸治療のおもしろいところは、経穴を組み合わせることで治療の方向性を変えられるところです。
一つひとつの経穴にも特徴がありますが、
「どの経穴と、どの経穴を組み合わせるのか」によって、身体への働きかけ方も変わってきます。
料理に少し似ているかもしれません😊
一つひとつの食材にも味や特徴がありますが、組み合わせることで一つの料理になります。
鍼灸治療も同じように、一つのツボだけを見るのではなく、身体全体の状態を考えながら、いくつかの経穴を組み合わせていきます。
「どこが悪いか」だけではなく、「なぜそうなったのか」
鍼灸では、症状が出ている場所だけを見るわけではありません。
たとえば同じ肩こりでも、
・睡眠不足が続いている
・胃腸が弱っている
・精神的な緊張が続いている
・身体の冷えが強い
人によって身体の状態は違います。
そのため、
症状に対して使うツボと、その症状が起こっている背景を考えて選ぶツボを組み合わせる。
これが、鍼灸治療の大切な考え方の一つです🌿
その人に合わせてツボを選ぶ
「この症状には、このツボ」という考え方もあります。
ただ、それだけで治療が決まるわけではありません🤨
身体の状態を確認しながら、
今、この方にはどの経穴が必要なのか。どの経穴と組み合わせるのがよいのか。
そう考えながら治療を組み立てていきます。
同じ症状でも、使うツボが違うことがあるのはそのためです。
ーまとめー
経穴とは、東洋医学でいう「ツボ」のことです。
それぞれの経穴には特徴があり、内関と吐き気のように、ある症状に対してよく使われるツボもあります。
ただ、実際の鍼灸治療では、
「この症状には、このツボ」だけで終わるのではなく、その方の身体全体の状態を見ながら、いくつかの経穴を組み合わせて治療していきます。
一つひとつのツボの特徴を生かしながら、その人に合わせて組み合わせる。
それも鍼灸治療の特徴の一つです😊
※ なお、鍼灸にはさまざまな治療方法があり、経穴(ツボ)を中心に考える方法もあれば、筋肉の緊張や神経、身体に現れている反応などをみながら施術する方法もあります。施術する場所や考え方は、治療方法によって異なります🧐