鍼灸治療後の身体の変化✨
ちょこっと東洋医学っ🎓
鍼灸治療の後に…
(半日〜1日ぐらい)
瞑眩(めいげん)といわれる現象が現れることがあります🧑🎓
病態(症状)がよくなっていく過程で現れる身体の反応と言われています✨
どんな症状があらわれるかというと…
↓
・主訴症状の一時的な増悪・痛みの増強
・身体のだるさ・重さ
・眠気
など… さまざまな反応がでることがあります
この反応の後、病態(症状)が元に戻るだけではなく、変化し、楽になってくることがあります🥳
瞑眩(めいげん)が現れないと、病態(症状)の緩解がみられないのか?と思われる方もみえると思いますが…。
そうではなく…
瞑眩(めいげん)が現れずに、病態(症状)が緩解されていかれる方もたくさんみえます!
鍼灸治療の後には、こんな変化が起こることを知っていただけると嬉しいです☺️
鍼灸治療は、本来持っているその人の、元気を賦活させ、自然治癒力をアップさせ(病態)症状を改善へと導いていきます✨
【ツボ】を刺激すると・・・
お久しぶりのブログ更新となりました🐞
今回もまた、ツボのお話をしようと思います💡
以前、経絡・経穴って??
というブログを書いてます♪
よかったら読んでみてください 笑📝
👦今日は、ツボ刺激のメカニズムのお話です👧
近年は、世界各国で、ツボの効能が研究されてきています。
では… なぜ、痛みがツボを刺激することで… 変化するのか…。
それは、脳と全身の知覚神経が関係しているからと言われています。
全身の皮膚には、痛みを感じる受容器がまんべんなく存在しているんです。 ほーー😯
※この受容器は外部からの温・痛・冷覚をすべて痛みとして感知して興奮する受容器です
鍼・お灸でツボを刺激することで、受容器がその刺激を感知して、神経(知覚神経)を介し、脊髄に刺激が入り、脳に伝わります。
↓
ツボからの信号で脳を刺激しています。
その刺激を受け取った脳は…
身体を守ろうと、いろいろな反応を起こしてくれるんです👏
↓
血流改善効果や鎮痛効果、自律神経系なども調整することが報告されています♪
💡ん?
でも、皮膚にまんべんなく受容器があるなら、どこの皮膚を刺激しても、効果あるんじゃないのって… 思いますよね?😶
ツボには、知覚神経が密集していることがわかっています☝️
知覚神経が密集してるツボをつかうことで、脳に刺激を与えやすくなるということになります👧
いや~😯 ホント… 体ってすごいです。
※ 他にも、体性ー内臓反射・体性ー自律神経反射を介しての、各臓器の機能を調整することなど、自律神経系・免疫系にも作用することが研究で分かってきています。
当院の治療方針
東洋医学では・・・
生命活動を維持するうえで基礎物質である
【気】・【血】・【津液】・【精】
この4つが充実していると、病に侵されないと考えます…。
また、この4つの状態が身体の中で、どうなっているのか?を東洋医学の独特な四診という方法を用いて判断していきます。
四診とは
『望診👀』・『聞診👂』・『問診🤭』・『切診✋』
・望診 目の輝き、表情、動作・皮膚・舌など
・聞診 声・臭いなど
・問診 患者さまが訴える病状・睡眠の状態・飲食の状態・汗・渇飲など
・切診 脈・触診(皮膚・ツボ・お腹・背中)など
これらを総合的に判断し、患者様のお身体に合わせ、ツボを選択し、調子を整えていきます。
これにより、自然治癒力を高め、症状を根本から取り除いていきます。
患者様のお身体を元気にして…
患者様のお身体自身で、症状を改善していけるように導いていきます♪
当院では、患者さまの病状が、気・血・津液・精や、どの経絡・臓腑に問題があるかを考え、また、それに加え、筋肉・骨格などの観点からもアプローチし、原因にあった鍼灸治療を提供していきます☺
画像:脈診
経絡(けいらく)・経穴(けいけつ)って??
東洋医学では全身の【気血】(エネルギー)が流れる通路を【経絡】といいます。
【経穴】とは体の表面に現れた反応点および治療点のことです ← このことを【ツボ】と呼んでいます。
この画像の色のついた線が経絡です。(もちろん背中側にもあります)
少し見えにくいですが、黒字で名前が書いてあるのが経穴(ツボ)です。
【ツボの数】
WHO(世界保健機構)で認定されているツボだけで、全身に361穴あります。 ← この他にも沢山のツボが全身にはあります!
経絡はそれぞれつながっていて、気血(エネルギー)が全身を循環し、身体に栄養を送っていると考えられています。
💡あっ!
経絡がつながってるから、足のツボを使って肩の痛みを軽減させたり・胃の調子を整えたりできるんだねー!!!
気血(エネルギー)が全身を問題なく循環していれば、身体は健康であると考えます。