鍼灸師のひとりごと… 『 思い 』
鍼灸について…
自分の思っていることを今日は書いてみたいと思います☝️
鍼灸を受けてみて…
なんか合わなかった・痛かった・効果がなかったなど… 鍼灸が合わなかったというお話を聞くことがあります🙄
それは…
鍼灸治療が身体に合わないってことではないと、私は思っています。
みなさん… 知っていますか?
鍼灸治療には、さまざまなやり方(鍼の太さ、長さ、使う器具など)、施術方法(打ち方、刺激方法)、理論があるということを☝️
全てではありませんが…少し🤏紹介してみたいと思います💡
・現代西洋医学的な鍼灸治療
・東洋医学的な鍼灸治療
・現代西洋医学派と東洋医学的鍼灸治療派の理論統一または、統合した鍼灸治療
など…
大まかに分けても、こんな感じだそうです。
細かく分ければ…もっとたくさん分類されます…。
(私も鍼灸学校をでてから、治療法、理論が沢山あることを知り、どれを中心に学んでいこうか…すごく悩みました。)
流派もいろいろあります📚
10人の先生がいれば、10人が同じ考えで、同じ治療をすることはないと思います…。
『 鍼灸治療 』が、合わないのではなく…。
その時の施術方法・刺激の量・理論などが、自分の身体に合っていなかった…と考えることはできないでしょうか?
この時点で、多くの方がすべての鍼灸はダメ、自分は鍼灸は向いてない・・・。
と思ってしまうのでは・・・と。
そう思うのではなく💦
自分にあった鍼灸院をみつけてみるのはどうでしょうか?😊
また、合わなかったことを伝え、鍼灸師と相談しながら、からだに合ったように鍼灸治療を受けるのも、いい方法ではないかなと思います😊
今はたくさん鍼灸治療を受けれる場所があります☝️
鍼灸は…きっと、あなたの力になれるものだと私は思っています♪
もっと身近に感じ、健康管理に使っていただければ嬉しいです!
お悩みの多い肩こりについて・・・。
今日は、【 肩こり 】に注目してみようと思います♪
当院では、肩こりをこのように診ています🧐
いろんな患者さんを診させていただく中で、下記のようなパターンになるのかな…と思います☝️
・緊張しやすく神経質・イライラしやすい・ため息がよくでる・パーンと張ったような肩こり。
→ 気滞タイプ。
・頭痛・目の充血・イライラしやすい・ほてる・顔が赤い・パーンと張ったような…筋肉が筋張ってるような肩こり。
→ 肝陽上亢タイプ。
・目の乾燥・かすみ目・足がつる・疲れると肩こりがひどくなる・筋肉が筋張るような肩こり。
→ 血虚タイプ。
・動いた後ひどくなる・なんとなく体が重だるい・むくみやすい・肩が重だるい肩こり。
→ 気虚タイプ。
同じ肩こりでも、いろんなタイプがあります…。
タイプ別に(身体の状況に合わせ)ツボを使い分けて施術していきます😊 ← ここが鍼灸治療のいいところ!
治りにくい・改善しにくい場合は…
タイプが複雑に絡み合ってしまってるように思います☝️
継続して施術していくことで、症状の軽減・再発しにくいお身体になっていきます。
中医学の特徴の1つ『弁証論治』とは…
おはようございます☀
昨夜は少しひんやりしました🍂
暑さ寒さも彼岸まで…とはホントですね☝️
昔の人々の知恵や言葉は、本当にすごいな…と。
思わされます🧐
ということで…
今日は、中医学の特徴の1つでもある。
【弁証論治】べんしょうろんち
について、知っていただけたら嬉しいです♪
それでは…弁証論治という言葉を少し分解していきます🙄
【弁】とは:より分ける・見分けるという意味があります👨🏫
(分析・判断と考えるとわかりやすいかもです)
【証】とは:中医学独特な考え方で、病気の症状だけでなく…今、その人のからだで何が起こっているのかを示したものをいい、症状が表れた根本原因のことをいいます。
(西洋医学でいうと、病名・診断名)
【論治】とは:『証』に沿って治療を行うことをいいます。
少し簡単に例をあげてみます…。
中医学で、風邪(カゼ)は…。
寒❄の風邪と熱🤒の風邪があると考えられています。
同じ風邪でも、内容が違えば(熱 or 寒)、使うツボも変わります。
寒の風邪には、温めるような治療を施し、熱の風邪には、熱を取り去るような治療を施します。
このように、原因は何か…? 今のからだの中の状態がどうなっているのか…? を※四診という東洋医学独自の診察方法を用い、分析し、『証』をたてて、治療方針を決めていきます‼
1人1人に合わせ、症状に対し、身体を分析し、『証』をたてて治療していくため、オーダーメイド医療ともいわれています☺
※四診
・望診:視覚を通して診断(顔面診・舌診など)
・聞診:聴覚・嗅覚を通じて診断(声・においなど)
・問診:患者さんへの問いかけと応答により診断
・切診:触覚を通して診断(腹診・脈診・ツボの反応など)
中医学による病気の原因…
おはようございます☀
暑い日がまだまだ続きますねー💦
お彼岸をすぎると、少しずつ秋🍂らしくなってくるそうですょ…。
さて、今日は中医学による、病気の原因についてです…。
中医学の病気の原因には…
① 内因(ないいん)
:心理状態の影響によるもの。
『喜・怒・憂・思・悲・恐・驚』の7つの感情
②外因(がいいん)
:季節や環境の影響によるもの。
『風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪』
③不内外因(ふないがいいん)
:飲食と労逸(ろういつ)
『飲食』…食べ過ぎ・飲み過ぎ・偏った食事
『労逸』…働きすぎ・性生活の過多・運動不足
『外傷』…打撲・捻挫・骨折・切り傷など
が、主な原因と考えられています。
ちょっと簡単にまとめてみましょ☝️
外因:からだの外からの刺激で。
内因:からだの中で起こる感情で、からだの中に。
病気の原因があることを意味しています。
不内外因は、飲食によるもの・動きすぎ・動かなさすぎなど(外傷も含む)
このようなことが原因で、からだのバランス(陰陽・気・血・水)が崩れ病気が発症すると考えます。
当院では、このバランスの不具合(原因)を見つけ、鍼・きゅうを使いながら、からだのバランスを整え、症状に対して施術していきます♪
勉強会に参加してきました♪
R6.9/15(日)
お久しぶりの東京へ出発です🚅
今は、新幹線のチケットも、ICカードに登録できて、改札でピッ!っとすると改札から新幹線のチケットがでてくるんですね 笑
驚きと、自分が世の中についていけてないことを感じ・・・ 昭和世代! ついていこうぜっと気合が入ったところで東京へ行ってきます。
1時間40分ほどで、品川駅到着・・・。 新幹線の速さに、また驚き・・・
品川駅に降りたって・・・ うわー 都会っと、また驚き 笑
驚き続きで、会場到着しました。
今日は、『日本中医鍼灸研究会』の設立記念大会に参加してきました。
会場には名だたる先生がたくさん ‼
その先生方の多彩な内容の講演を聞き、実技を生で近くでみせていただきました。
先生方から、鍼灸に対する情熱・患者様を治したいという強い気持ちがひしひしと伝わり、
さらに、やるぞ ‼︎ っという気持ちにさせていただきました📚
改めて、鍼灸のすごさを痛感し、今日は、いろんな意味で…驚きの連続 ‼
もっともっと、鍼灸を身近に感じてほしい・・・。感じてもらえるようにしたいと・・・。
と、切に願いながら帰ってきました🚄🍱